2010年9月25日土曜日

無料版のシェア

アップデート状況から、日本5、米国2、その他3というところでしょうか。
初期の無償版は、米国4、日本2、その他4という感じでしたらか、やはり米国では約半数に捨てられています。

しかも米国有償版売り上げはもう既になく、日本+他国若干という感じです。

無償版も、有償版+広告といったものが多いようですので、米国では無償があたりまえという感じです。
米国での有償マーケットはおまけ程度とおもったほうが良さそうです。

ただ、残ったユーザは日本より少ないですが、バージョンアップによるiAd効果は初回同等、AdMobと金額では同等(iAdのeCPMは、AdMobの倍)なので、米国の無償マーケットの価値がないわけではありません。気に入らなかったユーザは広告も見なかったようで、バージョンアップユーザは、初回と同じ収入をもたらしてくれています。

現状に限って言えば、日本は有償+無償(機能落ち版)、米国は無償版(有償と同等)でリリースというのが標準となりそうです。しかし国によって販売手法を変えるのは、一人ではなかなかかつらいですね・・・(相応の収入があれば別ですが)。

日本での注目の新作効果

いつの間にか、巻き紙電卓Liteが日本でも注目の新作として紹介されています。

有償版ではあまり効果のなかったApp Storeの注目の新作ですが、無償版では一定の効果があるようです。バージョンアップ自身皆さんどうやって嗅ぎ付けるかはわかりませんが、Lite版が日本でも注目の新作ととりあげらてており、バージョンアップ効果以上に、無償版の売り上げが延びているようです(以前の2倍)。

何もかも同時のため分析がむずかしいですが、以前はAPP BANK効果が入りまったく測定できませんでしたが、そこまで劇薬ではないものの相応の効果が認められると思います。

ただ、取り上げられた米国では・・・もうすでに10カ国以内にいないので・・米国マーケットは非常にむずかしいといわざるを得ないというのが実際です。

iPhoneシミュレータの連絡先が動かない

です。困ったなぁ・・

最新情報はiTunesストアに限ります。

iTunesConnectやその他情報は全て2日前の情報となりますが、やはり最新の情報を得るには、iTunes Storeを見に行くに限ります。おとといまでの情報では、日本での有償版ランクは40位くらいでしたが、今日現在時点で100位まで落ちています。

おそらく日本市場でまったく売れなかったと思われますが、結果は24時間後です。そこまで待つとランク外に流れる恐れがあるため、急遽値下げしました。やはり価格決定権はマーケットにあり、価格は原価ではなく、市場における相対価格で決定されます。

現在の価格で制作側が持つかどうかですが、アイディア含め優れた者のみが生き残るサバイバルですね。これこそが市場原理ですが、なかなか。きびしいです。楽をするにはいい物を適切な時期に適切な方法(マーケティング)で提供しなくてはなりません。

インフレーション実験につきあって高く買ってくれた人すみません・・・もう2度と値上げは信用されません。というか115円以上の値段そのものが信用されなくなるでしょうね。反省・・・

2010年9月24日金曜日

無料版アップデートPingの結果

緊急リリースにより思いのほか早く無料版に対しpingを打つことができましたが、米国では約半数の人間が無料版ダウンロード後すぐに廃棄しているようです。

さすが消費大国ですが、無料版をこれだけはやく(約1週間)で廃棄されるとなると、最初の無償版のリリース時に受け入れられるかどうかでiAd収入はきまってきてしまうようです(あとからバージョンアップで新規ユーザは増えますが、初期の大量ダウンロードユーザの半数を失ってからとなります)。

無料版の初期バージョンは、すくなからずインパクトのあるものとしてリリースする必要がありそうです。

無料版、有料版やや復活しました。

無料版の使い勝手向上とバグFixのおかげか、ダウンロード数向上しました。
また、有料版もこれまでと同等数まで復活しました。このままつづくかどうかありますがちょっと一安心です。アンチな評価とは別に、ユーザは努力に応えてくれると思ってもいいのかな?

値上げ失敗か・・・

売り上げおちましたね〜。失敗かもしれません。
消費税あげると消費が落ち込むのはわかりますが、価値をあげての値上げも市場が認めないかぎり無理みたいです。お客様は神様です、とは良くいったものです。マーケットに合わせるしかありませんね。

2010年9月21日火曜日

Apple審査期間のネック

今回、有料版、バージョンアップ、無償版戦略を継続的に実施してきましたが、もっとも大きなネックとなったのがAppleの審査期間です。1週間単位で施策の効果がある、消費者の脳裏に情報が残っている間に施策を立て続けに打ちたかったのですが、リリースされるのが1週間ならまだしも、2週間必要とされると完全に効果を失ってしまいます。

審査期間2週間を前提とするならば、最初のリリース一発で決めなくてはならず、運によるところが大きくなってしまいます。Appleの審査期間を変えることはできないでしょうから、Appleによらない何らかの効果的な情報伝達手法、もしくはAppの中に、予め消費者を飽きさせない構造をもたせ、時間でキックするなど、新たなマーケティング手法を開発しなくてはならないかと思いますが、個人ではなかなかむずかしいですね・・

オランダの消費傾向

米国のように急速に消費され、廃れてしまうのと違い、オランダの場合、無料版リリースや注目の新着への取り上げに伴い、序々にランクが上がっていくという理想の消費曲線を描いています。

マーケットがある程度限定されると、こちらの予想どおりの情報伝達をしてくれますが、米国のような巨大マーケットでは、マスでの伝達というのが不可欠なのかもしれません。

2010年9月20日月曜日

スウェーデンでも注目の新作に取り上げられました。

といってもね。

過去はさておき

さて、次回作のマーケティング開始です。

先にあげたとおり、無償版については、「毎日つかってもらうこと」「アプリに関係すること」
が欠かせない要件です。しかしながら後者は、AppStoreにアクセスするなど、非常にハードルが高い。

そうであれば、まずは前者のみでリリースしてみる、というのが賢い選択でしょう。

ということで、ダイエットアプリを考えてみます。


ダイエットアプリの基本要素
人は食べて、エネルギーを消費し、結果として体重及びある健康状態が成り立ちます。
ダイエットの基本は、入力を減らし、消費を増やせばおのずと体重が減りますが
健康状態に影響を与えることが障害となります。
・入力
・消費(基礎代謝、運動)
・結果(体重、健康状態)


入力及び消費を管理するソフトはありますが、なかなかむずかしく
これらの管理は各人の自覚にまかせ、自覚のもととなる結果を管理するのが
スマートなやり方でしょう。

結果管理のアプリとしては、体重、体脂肪率、BMIなどの要素を記録し、
グラフとして見ることで、自身の行動を自分に合わせて管理していきます。

つまり、管理要素は以下となります。
・入力:
ダイエットに取り組む目標
身長、体重、体脂肪率、自身の行動(食べたもの、運動)、男性/女性
・計算値
BMI (体重kg/ 身長m/身長m)
・表示
ダイエットに取り組む目標
体重、体脂肪率、BMI、自身の行動(食べたもの、運動)
理想BMI(男性22、女性21)

        骨格や筋肉が細めの女性    18~20
        骨格や筋肉がしっかりした女性 19~22
        平均的な男性         21~24

        18.5未満    痩せすぎ
        18.5~24.9    普通
        25.0以上    太りすぎ
        30.0以上     肥満
死亡率                   14.0-18.9  2.49
                                        19.0-20.9  1.65
                                        21.0-22.9  1.37 
                           23.0-24.9  1.0
                                        25.0-26.9  1.13
                                        27.0-29.9  1.35
                                        30.0-39.9  1.93
体脂肪率の目標
            男性:15%、女性:20%
            男性の場合は25%以上、女性の場合は30%以上が太りすぎ
なお、日本と米国では、重さの単位が異なることに注意が必要です。

legnth: cm, inches(inch) ft+inches
   Weight: kg, lbs, stone


そして、アプリの決めては、これらの管理に対する驚きのある経験、楽しみです。
これまでにない、コンセプトです。

 死亡率を見ると、皆やせるでしょう。でも名前は..死なないためのダイエット(強烈)

  測定できなかった間の値の補足も重要な要素かと思います。

2010年9月19日日曜日

オランダでも注目の新作に選ばれました

オランダのアップロード数が増えたと思ったら、注目の新作に選ばれていました。

海外ではある程度の効果はあるようです。タイトルのローカライズは有効だったのかもしれません。

巻き紙電卓 売り上げ30日目(最終回)

さて、1ヶ月に渡り記録してきた売り上げ記録ですが、
ほぼ傾向分析が完了したため終了します。

結局は有償であれば日本
無償であれば米国が第一ターゲット
日米をターゲットとすれば上位2国を押さえることができる。

無償では日米シェアが5割を占め、初期対応は限定できる。
ただし、有償は日米だけ8割を占め、著名報道もあったが、初期対応は日米のみでよい。

初回作品に電卓を選んだのも、各国どのような傾向にあるのか、共通言語である数字をもって
確認することにありました。ローカライズは、当面英語と日本語に絞り供給します。


本日は以下の通りです。

無料版販売数
77個 減少傾向はとまらず。必要な人への情報の伝達曲線をたどるのみで、
新たな伝達ルートの発生や、新たな顧客層への訴求は一切なしです。

トップ10
日本    26
ドイツ   10
米国     9
オランダ   9
中国     5
韓国     3
アルゼンチン 2
スペイン   2
タイ     2
オーストリア 2

無償版        国別合計    iAd Top Lank

 1 米国     441個(US)   2
 2 日本     258個(JP)   1
 3 ドイツ     97個(DE)   5
 4 カナダ     96個(CA)   4
 5 オランダ    72個(NL)   6
 6 中国      47個(CN)
 7 香港      42個(HK)   8
 8 イタリア    35個(IT)  10
 9 台湾      31個(TW)  11
10 ブラジル    28個(BR)  13
11 スウェーデン  26個(SE)   7
12 韓国      24個(KR)   3
13 ロシア     19個(RU)
14 フランス    16個(FR)
15 オーストラリア 14個(AU)  12
16 シンガポール  13個(SG)  14
17 スペイン    13個(ES)
18 英国      10個(GB)   9
19 サウジアラビア 12個(SA)
20 ベルギー    12個(BE)
21 メキシコ    11個(MX)
22 タイ       8個(TH)
23 イスラエル    6個(IL)
24 ポルトガル    6個(PT)
25 オーストリア   6個(AT)
26 インド      5個(IN)
27 コロンビア    5個(CO)
28 アルゼンチン   5個(AR)
29 マレーシア    4個(MY)
30 ハンガリー    4個(HU)
31 クウェート    3個(KW)
32 アラブ首長国連邦 2個(AE)
33 インドネシア   2個(ID)
34 ギリシャ     2個(GR)
35 ベトナム     2個(VN)
36 ニュージーランド 2個(NZ)
37 ポーランド    2個(PL)
38 パキスタン    2個(PK)
39 フィリピン    1個(PH)
40 スイス      1個(CH)
41 ルクセンブルク  1個(LU)
42 ベネゼイラ    1個(VE)
43 チュニジア    1個(TN)
44 アイルランド   1個(IE)
45 アルメニア    1個(AN)
46 トルコ      1個(TK)
47 デンマーク    1個(DK)
48 マカオ      1個(MK)
49 ペルー      1個(PE)
50 ノルウェー    1個(NO)
51 エクアドル    1個(EC)
52 エジプト     1個(EG)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計 1423個/7日 です。


有料版売り上げ
4個です。

日本      2個
オランダ    1個
スウェーデン  1個
オーストラリア 1個

 1 日本    178個
 2 米国     20個
 3 スウェーデン  7個
 4 英国      6個
 5 オランダ    6個
 6 カナダ     4個
 7 韓国      4個
 8 ドイツ     3個
 9 オーストラリア 3個
10 タイ      2個
11 ブラジル    2個
12 イタリア    2個
13 エジプト    1個
14 チェコ     1個
15 スイス     1個
16 スペイン    1個
17 ロシア     1個
18 チリ      1個
ーーーーーーーーーーーーーー
計  244個/30日 (計1667ユーザ)

無償Appの条件

無償APPを作成し、利用してもらうためには、広告収入は欠かせません。

広告収入を得るにしても、以下の条件が必要と思います。

1.日々使用してもらえること。
2.AdMobの広告は、アプリダウンロードが多いこと。

こうすると最も収入を生むものがなにか限定されるかと思います。
はてさて、そんなものが作れるのか。

AppStoreへのリンク方法

App Store へのリンク方法ですが、いろいろなサイトに載っていますが、以下のリンクであれば、iTunesサイトを介さずに、直接App Storeを参照に行けるようです(id=以下は自身のAPのID)。

http://itunes.apple.com/app/id=390235996

ただし、PCからはUSのサイトを参照に行きます。

注)このリンク方法はできなくなったようです。