AdHocリリース方法(2010.8月時点)
(0)ディストリビューション証明書を生成/取得する。
a.秘密鍵の生成
・Macのキーチェーンアクセスプログラムの「キーチェーンアクセス」−「証明アシスタント」から「認証局に証明書を要求」を選択
・AppleIDに登録されているメールアドレスを「ユーザのメールアドレス」に、自分の名前(英字)をコモンネームにニュ力し、「ディスクに保存」と「鍵ペア情報を指定」にチェックを入れ、「続ける」を選択
・保存要求に対し場所を指定し「保存」を選択
・鍵ペア情報として「2048ビット」「RSA」を選択し「続ける」をクリック
・完了画面が表示され、秘密鍵のファイルが出来る。
b.証明書の作成
・iPhone Developer Programの右上にあるメンバーセンターにログインし、iPhone Provisioning Portalを選択
・Certificatesメニューで、Request Certificateをクリックし、ファイルを選択で先に生成した秘密鍵ファイルを選択する。
・完了するとリストに追加されるためApproveをクリックし、しばらく待つ。
・Developmentタグから証明書をダウンロードする。
(1)ディストリビューション証明書を実装する。
・Macのキーチェーンアクセスの「自分の証明書」に証明書をドラック&ドロップする。
(注1)デバイスを追加するなどで証明書を変更する際は、証明書を削除した後、iPhoneやXcodeを再起動しないとうまく動かない場合があるため注意。
(2)UDIDの取得と登録
・PC/Macにデバイスを接続
・iTunesのデバイスの概要にある「シリアル番号」文字の上をクリック
・識別子(UDID)が表示されるので送付してもらう。
・iPhone Developer Programにログインし、Deviceを登録する。
(3)プロビジョニングプロファイルの取得と登録
・登録したデバイスを含むアプリケーションのプロビジョニングプロファイルを設定し、ダウンロードする。
・デスクトップのドックにあるXcodeアイコンにプロファイルをドラックする。
(4)コード署名権限ファイルを作成
・Xcodeの「グループとファイル」にあるプロジェクト名の上で右クリックし、「追加」−「新規ファイル」を選択
・iPhone OsのCode Signingから「Entitlements」を選択し、「次へ」を押し、ファイルを保存する。
(5)ビルドのAdHocモード(構成)を作成し、プロファイルを指定
・Xcodeの「グループとファイル」にあるプロジェクト名の上で右クリックし、「情報を見る」を選択
・構成タブにあるReleaseを選択し、下にある「複製」ボタンをクリック
・コピーされた構成名をAdHocに変更
・ビルドタブを選択し、「構成」として「AdHoc」を選択する。
・設定区分のコード署名にあるコード署名IDのAny iPhone OS Deviceの値の選択肢から、当該アプリケーション用として表示されている、オーガナイザーに登録された値(Xcode「ウィンドウ」-「オーガナイザー」メニューの「IPHONE DEVELOPMENTのDeveloper Profileに表示されるNameと同じもの)を選択する。
・同じくコード署名権限に「Entilements.plist」を入力し、画面をクローズする。
(注2)iPhoneとiPadのOSバージョンが異なる場合は、以下で設定する。
Deployment
・Target Device FamilyをiPhoneとする(iPad専用画面を作らない場合)
・iPhone OS Deployment TargetをiPadのOSバージョン(現時点はiPhone OS 3.2)とする。
アーキテクチャ
・ベースSDKをiPhoneのバージョンとする(現時点では、iPhoneデバイス4.0)
(プロジェクトのビルド設定だけでなく、ターゲットのビルド設定(注3参照)も確認する。
(注3)プロジェクトのビルド設定を変更した場合、ターゲットのビルド設定(「プロジェクト」−「アクティブターゲット〜の編集」のビルドタブ)と一致していない場合があり、一致させる必要がある。
(6)ビルドする。
・Xcodeウィンドウの左上にある「概要」からAdHocを選択する。
・ビルドと実行ボタンを押し下げ、ビルドする。
(注4)ビルド時にMinimusOSVersionの指定が要求された場合は、以下の手順による。ただし、通常は要求されず、要求される原因を確認することが望ましい(ターゲットのビルド設定がプロジェクトのビルド設定と合っていないなど)。
・「グループとファイル」のプロジェクトのResourcesにある、「プロジェクト名」-info.plistの行をクリックし、右に現れる+をクリック。追加された行のkeyに「MinimumOSViersion」を入力、valueにサポートしているOSのバージョン「3.2」等を入れる。
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