Wahoo ハートレートモニターがやって来ました。
何故購入したかというと、甲状腺機能亢進のため心拍が高くなる傾向にあり、高いときには抑えるためにβ遮断薬を服用しなくてはならないからです。
1日3回飲めばいいのですが、忘れたり、規定通りの服用でもいいとも限らないので常時チェックしたい。
運動アプリでモニターすればいいのかもしれないですが、今ひとつ用途がちがうもので、自分で作ろうかしらん、という感じです。
APIドキュメントについては、XCode5以上ですとWebサイトにある方法ではドキュメントは入れられません。そのためには、WahooからもらえるSDKにある*.docsetを、Finderで「このMac」を選択したあと、右上で「DocSets」と検索してでてくるDocSetsフォルダに入れ込みます。XCode5を再起動し、Window-Documentation and API Referenceを選択するとWahoo APIのリファレンスが見れます(といってもWebサイトと変わりなさそうです)。
Wahoo Fitness APIは、WFHardwareConnector というクラスとして提供されます。WFHardwareConnectorはANT+ とBTLEセンサーの設定やデータ取得が可能です。
− 下準備
❏プロジェクトの設定
プロジェクトのBuild SettingsのLinking セクションにあるOther Linker Flagsで、-lstdc++ -all_load
を設定します。
❏ターゲットの設定
ターゲットのBuild PhasesにあるLink Binary With Librariesで+ボタンを押下し、Add Other... ボタンを押し、ダウンロードしたWahoo Fiitness APIにあるWFConnector.frameworkを選択する。さらにiOS標準のフレームワークのうち、ExternalAccessory.framework、CoreBluetooth.framework、libstdc++.dylib(iOS7 SDKの場合)を指定する。その際、CoreBluetooth.frameworkはOptionalを指定する。
❏アプリケーションバンドルの設定
アクセサリ接続とバックグラウンド動作のため info.plistに次を設定する。
Supported external accessory protocols のitemにcom.momentumoftechnology.fisica
Required background modes のitemにexternal-accessory, と bluetooth-central
注)prepareForBackground (WFHardwareConnector)がバックグラウンドモードと転送準備のためにリソースを初期設定する。しかしreturnFromBackground (WFHardwareConnectorと合わせて、iOS5.0以降ではこれらメソッドは不要。バックグラウンド操作では以下が必要。
さらにマニュアルにはありませんが、Wahoo Fitness APIではarm64がサポートされていません。そのため、プロジェクトのBuild SettingsのArchitecuresで、ArchitecuresをStandard(armv7,armv7s,arm64)からothersで、$(〜STANDARDS)とかを削除して、armv7とarmv7Sをそれぞれ+し(一緒にいれてはいけません)、Build Active Architecure OnlyをたぶんNO(かな?)、Vaild Architecures でarm64を削除します。
これでサンプルとかがコンパイルできるようになります。
0 件のコメント:
コメントを投稿